体に良いと注目されている黒糖ですが、
どのように良いのでしょうか?

日常的に黒糖を上手に摂る方法は?

 


 

●黒糖ってどうして体にいいの?

黒糖は中国から製造法が伝わり、沖縄では昔から身近な食材として人々に親しまれてきました。さとうきびの搾り汁を精製せずにそのまま煮詰めたもので、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。沖縄では昔からお茶うけとして食されており、近年黒糖パワーが見直され、黒糖も沖縄の人が長寿なことに一役かっているのではないかといわれています。

●黒糖の栄養成分

黒糖は白砂糖と比べてショ糖含量が低く、一方、カルシウム・鉄分・リン・ナトリウム・カリウム・マグネシウムのミネラルが多いのが特徴です。カロリーもちょっぴり低めです。

(100gあたりの成分)

黒砂糖
 

白砂糖
 


砂糖の原料さとうきびの畑
収穫は1〜3月頃
エネルギー
水分
タンパク質
糖質
カルシウム
リン

ナトリウム
カリウム
ビタミンB1
ビタミンB2
灰分
352kcal
2.0g
1.7g
89.7g
240mg
31mg
4.7mg
27mg
1,100mg
0.05g
0.07g
3.6g

384kcal
0.5g
0g
99.2g
1mg
0mg
0.1mg
2mg
3mg
0mg
0mg
0mg
 

※成分は商品によって多少異なります。


黒砂糖も白砂糖もどちらもさとうきびを原料とした砂糖ですが、白砂糖は精製するときにミネラルやビタミンが失われてしまいます。
最近では、黒糖の黒い部分に含まれるフェニルグルコシドや、さとうきびの表皮にあるワックス成分のオクタコサノールラフィノースという成分が注目されています。

さとうきびの花
開花は11月下旬から12月初旬ごろ
 
 

●黒糖パワー

疲労回復に!風邪予防に!
黒糖はブドウ糖と果糖の2糖類という単純構造のため、食べると数分で吸収・消化されるので、疲労回復に最適です。肉体疲労はもちろん、人の脳のエネルギー源はブドウ糖ですから、脳の活性化にもGOOD!
風邪のひき始めには黒糖生姜湯がおすすめ。鍋に水と生姜のスライスを入れ沸騰させ、黒糖を溶かすだけ。体を温め、胃の働きがよくなります。漢方によれば、冷え性、月経痛を和らげる効果もあるのだとか。
(※熱があるときは飲まないほうがいいそうです。)

ダイエットにもね!
黒糖は白糖に比べ、インシュリンを急激に増加させないため、血糖値の急上昇を防ぎ、空腹感を抑える働きがあるのだとか。また、黒糖の黒い部分に含まれるフェニルグルコシドには糖の吸収を抑制する働きがあるといわれています。
(・・・とはいっても基本的には黒糖の大半が糖質ですから過剰に摂取することはオススメできません。)

注目の成分って?

オクタコサノールには中性脂肪の生成抑制、悪玉コレステロールの生成抑制があるといわれています。
ラフィノースは天然のオリゴ糖で、 消化酵素では消化されないため低カロリーで、腸まで届く。アトピー性皮膚炎の改善に効果があるとされており、ほかにも整腸作用や虫歯の予防、肝機能の強化などの効果があるとされています。

 

     
黒糖生姜湯
簡単でおいしく、体が温まります

●黒糖の保存方法

黒糖の保存は、直射日光、高温多湿を避けてください。黒糖はミネラルなどを豊富に含む栄養たっぷりの自然食品で、吸湿性も高いため賞味期限内でもまれにカビが生えることがありますので、開封後は冷蔵庫に保存すると風味も長持ちします。

●黒糖を日常の食卓へ

体にいいから、と黒糖を買ったはいいけれど、使い切れずに賞味期限が切れてしまった・・・なんてことはありませんか?
黒糖の健康効果を考えると、是非日常の食生活に取り入れたいものです。
沖縄では、お茶うけにそのまま黒糖を食べることが多いようですが、本土の人にはそのまま食べるだけで一袋を食べきるのは、意外と難しかったりして?
もちろん、そのまま食べるのもいいですが、是非、いつものお料理に使ってみてください。
お料理に使うなら粉タイプのものが使いやすいですが、かたまりも削って使えます。
煮物を作るときに、いつものお砂糖の代わりに黒糖を使ってみると、コクがでます。特に豚肉との相性がいいようです。
醤油や酢とも相性がいいので、ドレッシングや酢の物に使ってもいいですね。
黒糖に含まれるミネラルの働きで塩気を感じやすくなるので、塩分控えめでもおいしくなりますので、塩分の摂取量を減らしやすくなるというメリットもあります。
沖縄ではニンニクを黒糖漬けにします。そのほか、梅酒や果実酒に、お菓子作りに、ご利用下さい。
黒糖を水で溶かし、煮詰めれば簡単に黒糖蜜ができますので、ぜんざい、あんみつ、葛餅などにかけて黒糖の風味をお楽しみください。きな粉と黒糖も相性抜群です。
あなたのアイデアで上手に黒糖を取り入れて、美容と健康に役立ててくださいね。

   

島ニンニクの黒糖漬け
島ニンニクを塩、泡盛、黒糖で
漬けたもの。元気モリモリです!

黒糖で漬けた漬物をジージキ(地漬)といい、
島ダイコンやパパイヤなども
ジージキにします。

   

黒糖を使ったサーターアンダギー

ちんびん(沖縄風黒糖入りクレープ)も
沖縄のおいしい味。
黒糖はお菓子作りにもおすすめです。

         
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